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スペシャルフィッシングレポート 1000ポンドマーリン、グランダーを追う! −その1− |
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11月22日から5日間、1000ポンドマーリンを狙ったヘビータックルトローリングに出かけました。 お客様は8月にライトタックルで1日3本のマーリンをしとめた小川様です。 8月の釣行の後、本格的なトローリングがやりたいとのことで、11月の新月に合わせて日程を組み、タックルも全て用意して、満を持してのチャレンジです。9月には練習のつもりでグアムでトローリングをされたそうですが、そこでも3日間で200〜300ポンドサイズを3本上げられたようで、その勢いがどこまで通じるか楽しみです。 |
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11月22日、5日分の食料、燃料、タックルをボートに積み込んで、10時頃出航。 出航前の打ち合わせだと、グリーン島の西側を北東に進んで、アウターリーフに抜け、通称「バンク」と呼ばれるリーフの駆け上がり、深度100メートルラインの辺りまでボートを走らせ、そこからスタートフィッシングの予定。それまで2週間ほど続いた荒れ模様の天候が2、3日前から穏やかになり、この日は凪ぎのコンディションの中、ボートは進んでいく。水の色も緑がかったエメラルドグリーンから、コバルトブルーに青さを増してくる。 途中、無線で各ボートに配信される海況報告だと、向う3日間は風速5〜10ノットとのこと。却ってトローリングには穏やか過ぎるコンディションである。この予報を聞いて、キャプテンのスコットが「ギャンブルだが、シーマウンテンに行ってみないか?」とそそのかす。 シーマウンテンとはケアンズの沖合い100キロ程のところにある海底山脈で深度2000メートル程度の海底から一気に40メートルまで浅くなっているフィッシングには絶好のポイントである。当たれば爆釣間違いなし、当たらなければ2日間を棒に振ってしまう結果となる。もともと釣り師の小川さん、そんなポイントがあると聞いて断る理由もなく、即座に了解を頂き、急遽予定を変更してシーマウンテンに向かって東進することになった。 アウターリーフに出て、途中、1時間ほど流してみるが当たりがなく、付近に海鳥の1羽も見えない状態では、殆ど無駄に時間を費やしてしまいそうだったので、とりあえずシーマウンテン近くまで直行することにした。
5時頃までシーマウンテンの周囲をトローリングするが全くの反応なし。ただし、時間が経つにつれて海鳥が現れるようになり、潮が次第に動き始めたようだ。そうこうする内に2回目の当たり。 「バーンッ!!、ジーーーーーーーー!」。さっきデッキハンドのウィルが、「この大きなソフトヘッドが最近釣れるんだ。」といって着け変えるときに見せてくれたルアーにバイトがある。このときもウィルがうまくフッキンさせロッドを小川さんの手に。黒い魚体が何度もジャンプする。今度も250ポンド程度のマーリンで20分ほどで簡単に上がってきた。セカンドデッキのアダムがリーダーを掴んでランディング。今釣行初めてのマーリンだったのでタグを打って、リーダーをフックのすぐ外でカットし、リリース。 このあと、ルアーからデッドベイトに変えて1時間ほど走ったがあたりがなく、日没直前にトローリングを終えて、シーマウンテンにアンカーリング。 ここはグレートバリアリーフの沖合いに、海底から一気に聳え立つシーマウンテンである。フィッシングがこれで終了する訳がない。小川さんは餌釣り、私はジギングで第2ラウンド開始である。 前日に釣行の用意をする際、リーフ内で投錨するならせいぜい深度30メートル程度だろうと思って、ジギングタックルは持参しなかったのでボート内にあったジグを借りてジギングをした。2回、イソマグロらしい当たりがあったが2回ともラインが止まらず、簡単にラインブレイクしてしまい、ジグがなくなってやむなく終了。悔やまれることしきりである。 翌日は8:30頃スタートフィッシング。 11:00頃までシーマウンテンの周囲をトローリングするが何の反応もなく、潮が完全に動かないので、移動しながらグレートバリアリーフのバンクまで戻ることにする。昼食をとりながら移動するが、やはり海鳥の1羽も飛んでいない状態では、なすすべもなく、潮が動き始めるのを待つしかない。 バンクに戻ったのが5時頃で、それまでのルアーからデッドベイトに交換する。カツオとニジョウサバ(スケアリーマクロ)のスキッピングベイトに、ニジョウサバのスイミングベイトの3本のロッドを立てる。デッドベイトに交換してすぐ、この日最初の当たりが真ん中のニジョウサバのスキッピングベイトにある。クリップからラインがはずれラインが引き出されるが、残念ながらそれで終わり。 ベイトを回収すると、明らかにマーリンのバイトである。ようやく当たりがあり、こらからと思っていると、今度はカツオのスキッピングベイトに400ポンドクラスのマーリンのバイトが。体の全てを空中に躍らせながら、真っ黒な巨体がベイトに襲い掛かる。すかさずボートをニュートラルにし、ドラッグをフリーに。ベイトを十分に飲み込ませる時間をマーリンに与えるためだ。ただ、マーリンもベイトをもてあそんでいるだけなのか、あるいはベイトを離してしまったのか、ラインにテンションがかからない。 デッキハンドのウィルがラインを少し回収する。ラインにテンションがかかり始めたようだ。「いるぞ。バイトしてる。」、「セット!!」。スコットがボートを前進させ、合わせを入れる。「ジーーーーーーーーーー!。」、「ヨーシ!」。ロッドをファイティングチェアーに移し、戦闘開始である。 ジャーンプ!!。「イェー!!」。なかなかのサイズである。何回かジャンプし、その美しい魚体を躍らせながら、魚が次第にボートに近づいてくる。 残り30メートル程度のところで何度かラインを引き出されたが、それでもなんとかボート近くに寄せて、さてランディング、というところで、・・・・・、フッとテンションがなくなった。フックが口から外れてしまた。ファイトタイム約30分、日没直前であった。 結局この日は、エンジンの調子が悪く、リーフにアンカーリングせず、ケアンズの港にいったん戻ることになり、夜9:30頃の帰港となった。 |
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