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スペシャルフィッシングレポート マーレイコッド釣行記 オーストラリア大陸の山中にGTを見た!? |
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今回、スカイパーフェクトテレビの釣りチャンネル「釣りビジョン」の仕事で、マーレイコッドの取材に同行させて頂きました。出演はあの村田 基さんです。 東京でのフィッシングショーの際に話がまとまり、20日に日本からケアンズに戻り、荷物の準備もそこそこに、夕方の便でブリスベンへ。翌日、ブリスベン空港で村田さんグループと落ち合うという、強行スケジュールでしたが、撮影もなんとかクリアー。今回は、その際のレポートです。 第1日目 空港で、撮影隊(といってもカメラマンとディレクター、そして村田さんの3名のみ)と落ち合う。午前中、市内での撮影を終えた後、そのまま現地に直行。
途中、グレートディバイディングレンジを越えるので、濃霧の中、まるで国道1号線で箱根の山を越えているような場所を通過し、エマビルという田舎町に到着。 クラブホテルというパブ兼ホテルでガイドのドンと落ち合うことになっていたので、そのモーテルを探して、中に入ってみると、結構な込みようである。典型的なオーストラリアの田舎のパブなのだが、子供からお爺ちゃん、お婆ちゃんまで、村中の人が集まっているのではと思える程で、少し圧倒されるが、モーテルのお姉さんに部屋に案内してもらって、荷物を降ろす。 それにしても壁には1,5メートルはあろうかと思われるマーレイコッドの模型が掛けてあるし、過去の歴代の大物であろうコッドの頭部の剥製も5体ほど飾ってあって、いかにも「マーレイコッドの棲む川の源流にたどり着いたぞ!。」という雰囲気である。10分ほどでドンが現れて、食事をしながら明日からの釣行の打ち合わせである。そこで教えられたマーレイコッドのフィッシングメソッドをいくつか確認すると、・・・・。 ●タックル ・ライン:8〜10キロライン ・リーダ:なし(私は30〜40ポンド程度のものを使った方がいいように感じました) ・ロッド:6フィート弱のショートロッド(バラマンディーロッドで十分です) ・リール:リバーフィッシングの場合は精度の高いベイトリール、池の場合は遠投のできるスピニングリールがベター。
●アクション スローアクションでただまきです。アクションを入れてはいけません。ストラクチャーにタイトにキャスティングします。オーストラリアにはスタンプジャンパーという、マーレイコッドには絶大な人気を誇るルアーがあります。そのルアーはボトムまで潜らせて、ボトムをリップで叩きながら引くらしい。 ●バイトがあったら 強くあおってはいけません。ドラッグは軽めに設定して、走り始めたら走らせた方がいいようです。強引な引きは、かえって魚を暴走させるので、ガイドのドン曰く「いなして、優しく」とのことでした。 と、いうことで、とりあえずこの日は、ベッドに直行です。 第2日目 朝7時に起床し、朝食後、山を越えてグレートディバイディングレンジの西側を下る。カンガルーが突然車の前に走り出てくるような山道を下ると、ゆるやかな斜面に牧草地が広がり、ヒツジや牛の放牧地の中を車が走るようになる。昨日泊まったエマビルから走ること1時間、とある農家の庭先をかすめ、放牧地の柵のゲートを越えて、中に入っていくと、ようやく小さな川についた。 もっと大きな川を想像していたが、川幅10メートル程度の小川である。まるでトラウトフィッシングのようなフィールドである。ただし、ところどころがプールになっていて、かなり深そうだ。 カヌーを下ろし、さっそく川を遡りながら、ポイントにキャスティングしていく。スローアクションの棒引きである。村田さん曰く「この棒引きはバスフィッシャーマンには辛い作業だよね。」。 スピナーベイト、ワーム、ディープダイビングルアー、トップと、手を変え品を変えキャスティングしていくが1バイトのみで、姿が見えない。そうこうする内に、遠くで雷が鳴り始め、冷たい風が吹き始めた、かと思うと一気に嵐のような雨が。 「総員撤収!!」ということで、お昼過ぎ、全員ずぶぬれになりながら車まで戻る。雨の中、昼食をとりながら空模様を確認するが、回復する様子もなく、とりえあず次の宿泊地であるアッシュフォードの街まで移動することにする。雨が上がれば再度、川に戻る予定であったが、途中橋を越える際に川を見てみると、水が茶色く濁り、とても釣りのできる状態ではなく、とりあえずこの日はホテルに。 ホテルに着いて、雨に濡れた体をシャワーで温めて、パブに直行。 地元のおじさんからいろいろ話を聞いたが、「おめえ、今日は、3年ぶりぐらいの大雨だったんでねえのぉ。このところ雨が少なくて困ってたけんども、これは恵みの雨だぁ。お前らが日本から雨雲を持ってきたんだぁ。」なんて言われて、嬉しいような、悲しいような。おまけに「わしのところの近所のガキがこのまえ50ポンドのコッドを、この前の川で上げたんだぁ。」なんて言われると、いくら酔っ払いのはなしで、話に尾ひれが付いているにしても、チョーアンラッキーだと思ってしまった。 第3日目
エマビルの村からわずか10分、大きな池がいくつもあり、そのうち最も大きな池で釣ることにする。この池は周囲1キロ、最深部で25メートルもあり、数、サイズとも最も期待できるらしい。朝夕は、浅瀬に上がってきて餌を食べるので、サーフェスルアーでも十分狙えるということらしいのだが、日が高くなると、キャスティングではなかなか難しいらしい。 それでも池の周囲のストラクチャーを丁寧に探っていく。スピナ-ベイトにしろ、ルアーにしろベタ底をゆっくりとノーアクションで巻いてくる。 ガマの岸辺をキャスティングしていたときに、「来た!」と村田氏が叫んで、丁寧にやりとりして上がってきたのは、70センチ程度のコッド。最初の1匹をゲット!。 「重いだけでファイトしない魚」と友人から聞いていたのに、実際はバラのようにジャンプこそしないものの、そのラウンドテールを使って、突然トルクフルな走りを見せる。ガイドのドンがしきりと「ドラッグを緩めろ、さもなきゃフックを延されるか、ラインブレイクだぞ。」といっていた意味がよくわかった。 村田さんも、釣行前にチェックしたビデオでは、そんなに激しくファイとしていなかったので、そのファイトぶりに、かなり楽しい思いをされたようで、さかんに「オー・マイ・コッド!」とジョークを飛ばしていた。 昼食を挟んで、オカッパリのできる池に移動。あまり大きな池ではないので、スピナーベイトを遠投して狙うことにする。途中、かなりのサイズのバイトがあり、少しやり取りしたのだが、あえなくラインブレイク。ガイドのドン曰く「20ポンド以上のグッドサイズ」とのこと。 一通りのポイントをさぐったので、元の池に戻り、カヌーフィッシング。夕方、再度80センチ程度のコッドをゲットし納竿。 最終目 この日は、夕方までにブリスベンに着かなければならなかったので、早朝6時にスタート。朝まずめの時間を狙って、サーフェスルアーで大物をゲットしようというドンのアドバイスに従った。池についてキャスティングを始めて、30分程たったころ、池の浅瀬にさしかかった。それまでスピナーベイトを使っていた村田氏にサーフェスルアーにチェンジするようにガイドのドンがアドバイス。 そして2投目、ドッカーンと水面を割ってコッドが現れた。大きな水しぶきを上げてバイトしたかと思うと、頭から水に突っ込んで、テールで水面を叩いた。「バシャ、バシャ!!」。まるでGTのバイトを思わせるようなバイトだ。リールからラインを引き出し、村田さんも楽しそう。そして上がってきたのは、今回のベストフィッシュ、90センチ、18ポンド程のコッド。 このあと池から川に場所を移したが、冷たい雨に阻まれて、お昼頃、ストップフィッシング。 今回の釣行は、マーレイコッドの思いもよらないパワフルなファイトに驚かされた釣行でした。村田氏もこのファイトは意外だったようで、驚かれていましたが、以前釣行した方の話として、「養殖ものとネイティブでは全くファイトが違う」という話をこと耳にしていたそうで、「やはりコッドはネイティブに限る!。」という結論に達したようです。 私も今度は50ポンド以上を目標だ!!。 I shall return!! |
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