スペシャルフィッシングレポート

2008年6月 パプアニューギニア パプアンバス、バラマンディー

-その3- バラマンディー


127センチ、45.5ポンドのバラマンディー
 

ポートモレスビーで観光(その1)  パプアンバス、スポッテッドバス(その2)  バラマンディー(その3)
  
 

 前半1週間のニューブリテン島のBAIAフィッシングロッジでの滞在を終え、飛行機のオーバーブックで、予定のフライトが1日遅れ、翌日のお昼頃、ポートモレスビーへ到着。その日の早朝にすでに到着していたカンちゃんと、無事、ポートモレスビーで落ち合い、ニューブリテン島からカズさんがそのまま合流し、合計3名でのトリップとなりました。

6月8日 ポートモレスビーからガルフへ
ロッジ到着前に、とりあえず、この付近一帯のチーフの住む村に表敬訪問。ニューギニアでのフィッシングは、その地域のチーフに快く受け入れてもらうことが肝です、勝手に釣りなんかできません。
滞在したフィッシングロッジ。快適に過ごせます。
 本来なら、前日にはポートモレスビーに戻り、翌日、成田からの早朝便でやってくるカンちゃんと空港で落ち合う予定が、ニューブリテン島からの国内線がオーバーブッキングで乗れず、翌日のお昼頃、ポートモレスビーに到着。

成田から早朝、ポートモレスビーに到着していたカンちゃんは、ガイドのジェイソンに空港まで迎えに来てもらい、我々の到着まで、アテンドしてもらうことになっていた。

ニューブリテン島からポートモレスビーに到着し、そのままシドニー経由で成田に帰ることになった田辺さん一行との挨拶もそこそこに、ジェイソンの車に分乗し、今回の目的地であるガルフ地方に移動。

車で、約5時間の移動である。

夕方、ロッジに到着し、スタッフ(といっても、村人が殆ど)が、滞在の用意をしてくれ、夕食、明日からのフィッシングに備える。

このフィッシングロッジ、協会所有の修道院で、ここ5年度程空き家になっていたのを、ガイドのジェイソンが借り受けてフィッシングロッジとして、必要な備品を搬入し、整備したもの。発電機が動かせるようになったのは、今年に入ってからとか。

ベッドには、蚊帳も釣ってあり、ロッジとしては不自由はない。

今回のメンバーは、我々3人の他に、ガイドのジェイソン、エンジニアのドゥナさん、そしてドゥナさんの奥さんで、我々の料理を用意してくれるシェリー。そしてジェイソンの友人のジェイ。合計6人。



6月9日 釣行初日
村中総出で、お見送りです。
カズさんのメータークラスバラ。
あまり釣れないので、なにやらリラックスしすぎ我々のボート。
その直後にこれですわ。
 翌日から、最終日まで、2日半のフィッシングの始まりである。

初日は、前日挨拶に出かけた村の隣を流れる川に。

ジェイソンのボートにはカズさんとジェイが。カンチャンは、私とローカルガイドのブリのボートへ。

大勢の村人の見送りを受けて出発。ポントを探りながら川の河口へと下って行く。川の状況は殆ど判らず、あまりガイド経験のないブリのガイドも当てに出来なかったので、釣れそうなポイントから丁寧に探ってゆくことにする。

1時間半ほどかけて河口まで下るが、他のボートから、かなり遅れて、河口に到着。

河口を眺めていると、カズさんのボートが、砂浜へ着けていて、カズさんが、ボートの外で何やらやっている。お得意の入水写真だろうとすぐに想像が付く。

遠くから声を帰ると、104センチのバラマンディーのこと。自己記録更新だ。

こっちも、気合を入れて河口付近のストラクチャーにキャスティングを続けるが殆ど、アタリ無し。一方、カズさんのボートは、かなり賑やかで、かなり釣果があるような。

潮も停まってしまったお昼以降は、各ボートとも殆どアタリらしいアタリもなく、午後3時くらいまで、狭い河口をウロウロするばかり。

ようやく潮が上げはじめる前に、これはと思った流れ込みの向かいにアンカーリングして、回遊してくる(であろう?)バラマンディーを待つことにする。

しばらくの間、その流れ込みの周囲にキャスティングし続けるが、何の反応もなし。

そろそろ、そのポイントも飽きてきた頃に、微妙なアタリ。「魚、それともストラクチャー?」と思いつつ、ルアーの方向に目をやると、ラインがかなりふけている。「オヤ?」っと思い、ラインを素早く回収すると、ロッドに重みがかかったので、そのままグイッとロッドを煽ると、水中から、大きなバケツのようなバラマンディーの口が現れ、ヘッドシェイクをしながら、水中へ。

「デカ〜〜ッ」

確実にメーター越えのサイズで、しかもかなりでかい。

その後、ジャンプ、ヘッドシェイク、を繰り返すこと5分ほど。途中で、アンカーロープをかわそうと、ロッドを左手から右手に持ち替えようとしたとたん、ググッっと深みへ突っ込まれて、ロッドを水中へ落としてしまうというハプニングにも見舞われながら、どうにかランディング。

会心の127センチ、45.5ポンドでした。

その直後、同じポイントでカンチャンにもデカバラがフッキングしたが、コンクエスト400のドラグから簡単にラインを引きずり出され、ストラクチャーに潜り込まれてラインブレイク。

カズさんにも、後半で、またも数匹ゲットしたようで、夕方、日没でストップフィッシング。
 
6月10日 釣行2日目
スタッフ総出で、ロッジの前の川にボートを下ろす。
朝もやの中を上流へ
 前日の夜、ガイドのジェイソンから、「明日はパプアンバスを狙うか、バラマンディーを狙うか、どっちにする?」、と尋ねられたので、バラマンディーをすでに堪能した我々は、パプアンバスを狙って、川の上流へ出かけることに。

この日は、カズさんと私、カンちゃんは単独で、2隻のボートに分乗して、上流を目指す。

今日のローカルガイドは、過去にも、この川でのガイド経験が豊富らしく、彼の案内で、かなり上流まで遡る。

この日の川のコンディションは、かなり水量が落ち着いたとはいえ、まだまだ濁りが強く、あまり釣れそうな雰囲気がしない。川には、ニューブリテン島の川と同じように、いたるところにストラクチャーがあって、いい雰囲気だったのですが。

午前中で上流部に見切りをつけて、川の河口まで一気に移動。

朝から河口で釣りをしていたドゥナさんたち一行と合流。

河口に着く直前に、メータークラスのバラマンディーを2匹、上げたばかりと聞いて、俄然、気合が入るが、それ以降、まったく無反応で、マングローブジャック、コッド、フィンガーマークなどの外道ばかり。

結局、この日は、めぼしい釣果がなく、ストップフィッシングとなる。

6月11日 釣行最終日
本日の第1村人。
村中の美女が揃った送別セレモニー。
美女に囲まれるカンちゃん。
ローカルソングを歌う男性シンガー達。なぜかみんな観客にお尻を向けて歌うのが普通なような。
今回、我々をサポートしてくれたドゥナさんと、奥さんのシェリー。
 この日が最後になる我々の為に、早朝、5時半スタートに快くジェイソンが応じてくれて、前日の内に、ボートを川岸の村でスタンバイしておいてくれる。

この日は、初日の午前中に釣果が集中した川の河口に、2匹目のドジョウ?、を狙って、再度アタック。

が、かなり潮も流していて、いけるかとも思ったが、私のルアーにメーターオーバーのバラマンディーがバイトして、大きな白い影を水中に翻しただけだった。

フィッシング終了後、ボートをトレーラーに収めてロッジに帰ってみると、なにやら物々しい人の数。

「日曜でもないのに何事?」、と思っていると、どうやら我々の送別セレモニーらしい。ジェイソンが、せっかくだから無碍にしないで、最後まで付き合ってくれというので、傍らで見ていたら、踊りの輪に加われだの、スピーチをしろだの、なにやら大変なことになってきた。

無視するわけにもいかないので、スピーチを終えてひと段落したところで、責任者らしき人物に、そろそろ引き上げてもいいかどうか確認したら、もういいよ、とのこと。どうやら、この人、この近くの学校の先生らしく、今度来るときは、サッカーボールやラグビーボールを数個でいいから持ってきてくれるように頼まれた。

多分、こんど来たときも、同じようにこの先生が率先して、送別セレモニーを開いてくれるだろうから、あまり無視もできないなァ、なんて思いながら、我々が居なくなっても、まだまだ続いていた送別セレモニーを後に、フィッシングロッジを後にした。

ポートモレスビーに帰る途中、別の場所でまだ釣りを続けるカズさん一人を残して、夜の7時頃、ポートモレスビーに着いた。



  結局、この2日半の釣行では、カズさんがメータークラスを4匹、スタッフのドゥナさんがメータークラス2匹、私が127センチを1匹でした。他にマングローブジャック、コッド、フィンガーマークなども釣れましたが、なにせ、バラマンディーのサイズがでかすぎて、カウントの対象にはなりませんでした。

パプアンバスに関しては、今回は、前半のニューブリテン島でのパプアンバスフィッシングに照準を合わせていたので、河口付近の潮があまり動かない状況で、バイトすらありませんでした。もう少し時期をずらして、川の濁りが完全になくなった頃に、川の上流部で釣れそうな気配はあります。

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