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スペシャルフィッシングレポート ダーウィン、アーネムランド、バラマンディーフィッシングロッジ |
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実はスカイパーフェクトTVのフィッシング専用チャンネル「釣りビジョン」の中の「FISHG CAFE」という番組の撮影でした。 ダーウゥン空港からローカル線で1時間、アボリジニーの居住区にあるマニングリダという小さな町に到着し、そこから車で20分のところにそのフィッシングロッジはあるのですが、ノーザンテリトリーのフィッシングロッジの例に漏れず、乾期だけのオペレーションで、宿泊するのは簡易テントのような宿泊施設です。設備としては豪華とはいえないまでも、アングラーとしては十分すぎるくらいの設備で、ダイニングスペースのある棟を中心に、4名1部屋の客室棟が、その周辺に4棟、設置された簡単なものでした。 それに、宿泊棟は、周囲がメッシュで囲われているだけなので、早朝、周囲が少しずつ明るくなってきたころに、爽やかな風が部屋を通り抜け、小鳥のさえずりが聞こえ、まさにフィッシングキャンプにふさわしい場所でした。そうそう、夜は野生の犬「ディンゴ」の遠吠えも、すぐ近くで聞こえてました。 こういったフィッシングロッジに宿泊すると、寝る以外にできることは限られています。「釣る」、「飲む」、「食べる」の三つです。やることがない、あるいは多すぎるという事で悩まなくても済む、という点では、かなり楽な生活パターンが送れるのですが、今までの経験上、それぞれの内容次第で、天国にも地獄にもなったりするので、場所選びにはかなり気を使うのですが、ここはまるで天国のようなところでした。 ●釣り 魚を釣りに来ているわけで1日の大半はフィッシングロッドを持って過ごす事になるります。ですから、魚が釣れなければ「寝る」、「食べる」がどんなに良くても、話になりません。 このフィッシングロッジは出来て1年程度で、以前は、ここでフィッシングを楽しむ為には、ダーウィンから延々8時間の道のりをトレーラーにボートを積んでこなければならないような所で、殆ど釣人が入っていないポイントばかりです。 ポイントも、周囲に6つの河川があり、そのときのコンディションに応じてポイントが選べますし、例によって、海に出れば、すぐ外に島を3つほどひかえているので、その周囲でクィーンフィッシュやブルーフィンツナ、コービアが狙えます。もちろん上流域では当然サラトガのトップォーターフィッシングも楽しめます。 ●食事 バラマンディーのフィッシングロッジに出かければ、マッドクラブの夕飯は欠かせません。ここでも、大皿に山盛りのマッドクラブを2晩食べさせられました(食べたというより食べさせられたといった方が適切ですね)。それ以外には分厚い、硬いステーキがせきのやまかと思っていたら、ここのシェフ、以前、ケアンズの日本食レストランで働いた事があるとかで、餃子やイカキムチなんかも夕飯に出てきて、おまけにカニ味噌も出してくれて、これも堪能。 今回、おいしい食事を作ってくれたシェフ、スコットという名前だったのですが、釣りがしたくてこの仕事をしているとか。ケアンズから遥か3000キロ、彼女と一緒にトレーラーにボートを積んで、釣りをしながらここまでやってきたとか。2週間後には、ダーウィンの西側、ブルームの方に移動するとのことでした。したがって、今後、同様のサービスが受け入れられるかどうかは保証できません。 スコットはタスマニア出身との事ですが、当分はこうして彼女とバラマンディーフィッシングに明け暮れる生活らしい。ほんと、羨ましい生活です。 ●飲む 1日中、炎天下で釣りをしていて、汗と潮だらけになった体をシャワーでクールダウンした後は、冷たく冷えたビール。これはバラフィッシングの鉄則でしょう。 毎日、食事前には3本程度はビールを空けて、食事中のワインの後、またビールか、ラムで盛り上がってました。このときは、宿泊している釣り客同士での釣り談義がお決まりのパターン。 今回、メルボルンからやってきていたアランとマックスはアランが91歳、マックスは60歳の親子でした。なんとアランは滞在中、92歳の誕生日を迎えました。息子のマックスと毎年、この時期にダーウィンに釣りにきているとか。アランじいさん曰く、5歳のときにボラを釣って以来の釣り人生だとか。 今回は、残念ながら86センチが最大魚だったようですが、2年前、89歳の誕生日の際の釣行では、93センチの大物を釣ったんだと、写真まで見せてくれました。 「来年もここで、誕生日を迎えなきゃ。」、と言ったら、当然のように、「もう予約はしてあるよ。」と言ってました。折角の92歳の釣り人生にあやかろうと思い、誕生日の日、2時間ほど同じボートに乗船して一緒に釣りを楽しませてもらいました。 このお爺ちゃんと一緒に釣りをしていて思ったのは、いったいこのお爺ちゃん、今、どういう気持ちで釣りを楽しんでいるんだろうかということでした。もし、5歳の頃、ボラを釣ったときの気持ちと同じ気持ちで釣りを楽しめてるとしたら、こんな幸せなことはないだろうな、と思えた2時間でした。でもこうやって親子でいつまでも釣りが続けられるというのは、本当に素晴らしいことだと実感しました。後で話を聞くと、皆さん、ご自分のお父上のことを思い出されていたようです。 このアラン、マックス親子とは、できることなら、また来年、ここで再会して、一緒に釣りを楽しみたいと思っています。 今回のこの釣行の様子は、今年の12月、スカイパーフェクトTVの釣りビジョンの番組「FISHING CAFE」で放送予定です。詳細は、この番組のサイトで確認できます。今回は、バラロッジでのフィッシングだけでなく、アボリニジーの人たちの生活ぶりや、ケアンズにあるモンスターバラで有名なダム湖、ティナルーダムでの漁業調査の様子も収録されてます。有料チャンネルです。契約をしないと見られませんが、興味のある方は放送元、釣りビジョンのサイトで確認してください。 今回、久しぶりにノーザンテリトリーでバラフィッシングを楽しんだのですが、今回の釣行で、バラマンディー用のタックルに関して、今までと違った考えが出てきました。また時間ができた時に、その考えをみなさんに確認して頂こうかと思っています。お楽しみに。 |
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