パプアンバスフィッシングについて
パプアンバス、スポッテッドバスはゲームフィッシングの対象魚としては、淡水魚の中で最もパワーのある魚です。パプアニューギニアのパプアンバスフィッシングのメッカ、ニューブリテン島
では、パプアンバスは汽水域から中流域にかけて、スポッテッドバスは中流域から上流域にかけて棲息しています。パプアニューギア本土にはスポッテッドバスは棲息せず、パプアンバスのみと
なりますが、汽水域から上流域まで全流域で釣ることができます。世界的に見れば、パプアンバスはパプアニューギニアからインドネシア、フィリピン、それに日本でも西表島で棲息が確認されて
います。和名は、発見された場所にちなんでウラウチフエダイとなっていて、和名の名前の通り、フエダイの仲間です。スポッテッドバスに関しては、ニューギニア以外ではソロモン諸島での
釣果報告があるだけで、それ以外のエリアでの釣果は確認できていません。パプアンバス、スポッテッドバスに関しては、まだまだ未知の部分が多く、正確な情報は、これからといったところです。
パプアンバスとスポッテッドバスはフエダイの仲間で、マングローブジャックやバラフエダイによく似ていますが、両者とも30キロ以上に成長し、フエダイの仲間では最大魚となります。
ただ、パプアンバスとスポッテッドバスを較べれば、スポッテッドバスの方が若干、大きく成長するようです。
パプアニューギニアでは、険しい山岳地帯、湿地帯に阻まれて部族間の交渉が少なかった事もあり、部族毎に800以上の言語が使われていました。その為、自分達のテリトリーに、
よそ者が入ってくるのを極端に嫌う傾向にあります。最近では、そういった傾向もだんだんなくなってきているようですが、未だに、我々が勝手に川に入り込んで釣りができるような状況には
なっていません。現地のフィッシングガイドはこういった問題を少しづつクリアーしながら、現地との良好な関係を維持しつつオペレーションを続けています。
パプアンバス、スポッテッドバス、各コース
パプアニューギニア、ニューブリテン島
パプアニューギニア本土
「ポートモレスビー、ギャレーリーチ、バラマンディーとパプアンバス」
「ポートモレスビー、ガルフ、バラマンディーとパプアンバス」
日本からパプアニューギニアへのアクセス
● 日本から、パプアニューギニアの首都、ポートモレスビーまで直行便を利用
ニューギニア航空が、週1回、成田からニューギニアの首都、ポートモレスビーに直行便を運行
土曜日 21:25(成田発) 翌04:50(ポートモレスビー着)
土曜日 14:35(ポートモレスビー発) 翌20:15(成田着)
● 日本から、ケアンズ経由でニューギニアの首都、ポートモレスビーへ
直行便利用の場合、旅程が8日間に限られます。それ以外の日程で旅程を組む場合、オーストラリアのケアンズ経由でパプアニューギニアの首都、 ポートモレスビーへアクセス可能です。ケアンズからポートモレスビーまでは、毎日、1便か2便、直行便が就航していて、フライト時間は1時間ほどです。日本・ケアンズ間のフライトにもちょうどいい乗り継ぎ時間と なっています。
パプアンバス、スポッテッドバスフィッシングについて
シーズン
基本的には、やはり水の濁りが、かなり釣果に影響しますから、水の濁る雨季の時季はあまりお薦めできません。ニューブリテン島やニューギニア本土南部では12月~4月にかけてが雨季の 時期となります。一部のフィッシングロッジは、この間、ロッジをクローズしてしまいます。釣行は、それ以外のシーズンに組んだほうがいいでしょう。雨期明け直後は、まだ天候は安定しませんが、 オフシーズンの直後だけに釣果には恵まれるようです。
フィッシングロッジ、ガイド
パプアンバス、スポッテッドバスの両方の魚をターゲットにするならニューギニア本土の北側にあるニューブリテン島です。ニューブリテン島にはパプアンバス、スポッテッドバス専用の
フィッシングロッジが数箇所あり、ベンドローラ、バイアの2つのフィッシングロッジが有名です。(現在、ベンドローラは閉鎖中です。)これらフィッシングロッジは、最寄のローカル空港から
さらにヘリ、あるいはボートで数時間移動した遠隔地にありますから、スケジュールを立てる際は、注意が必要です。
ニューギニア本土ではスポッテッドバスは棲息せず、パプアンバスしか釣れませんが、ポートモレスビーの西側のエリアではパプアンバスの他にバラマンディーも釣れるようになります。
ポートモレスビーの東側のエリアではパプアンバスは釣れますが、バラマンディーはあまり多くありません。いずれのエリアもガイド、ロッジは限られていますので、釣行が決まったら、
早めに手配した方がいいようです。
基本的に現地のローカルガイドがガイドすることになります。もちろんロッジオーナーやヘッドガイドは、経験豊富なガイドばかりで、充分信頼に答えてくれます。但し、人数が多くなると、
そのエリアに精通した現地ガイドが案内する場合もあります。彼らは、釣りに関してはあまり知識を持ち合わせていない場合もありますので、その場合は、自分達で釣りを組み立てる必要が
出てくるかも知れません。
タックル
パプアンバス、スポッテッドバスともに、淡水中、最高のファイターです。ルアーにバイトしたあとの急激な突っ込みに絶えられるだけのタックルが必要になります。リールのドラグは
最低10キロ程度は欲しいところです。ラインはPEで50ポンドは必要です。リーダーは80ポンドを用意して下さい。この魚は、ストラクチャーにタイトに付いた状態で、ルアーにアタックした
直後、数秒でストラクチャーに飛び込んでいきます。大きいもので20キロを超えることがありますが、そのサイズの魚が、数メートル先のストラクチャーに飛び込んで行くのを、数秒の間に
ストップさせなければ、ストラクチャーに潜り込まれて、ラインブレイクします。この瞬時の動きを完全にコントロールできるタックルが必要です。
しかも、ポイントとなる川は、川幅も大きくありませんし、ピンポイントでのキャスティングが必要となりますから、ヘビーすぎるタックルでは、このピンポイントのキャスティングに
支障をきたすことになります。この辺りが、パプアンバス、スポッテッドバスの難しいところです。
ルアーは、ハードルアーがメインになります。朝、夕の活性が最も高くなる時間帯では、ポッパーなどのトップォータープラグに分があるようですが、日中はストラクチャーにタイトに
付いて来ますから、ピンポイントでストラクチャーが打てるようなディープウォーター系プラグがいいようです。私の経験では、日中、川の深みに潜む大物を狙うには、スローシンキングの
ビッグベイトを使って、スローアクションでボトム近くをゆっくりトレースできるようなルアーも用意しておいた方がいいように感じました。もちろんフックは丈夫なフックに交換して下さい。
マラリア予防について
ニューギニアへの釣行に際しては、みなさんマラリアを心配されます。詳細は、以下の日本寄生虫学会のマラリア予防のページを参照下さい






