トップページ  > マーレーコッド     | お問い合わせ | お申し込み

マーレーコッドフィッシングについて

マーレーコッドは、オーストラリア東岸の大分水嶺を源流としアデレード近郊の南極海にそそぐマーレー川水系に生息するオーストラリア固有の淡水魚です。南米のピラルクー、 ナイル川のナイルパーチとともに、世界3大淡水魚の内の一つとして知られ、オーストラリアの淡水魚中、最も大きくなる魚です。公式記録として、1.8メートル、113キロという記録も 残っています。

マーレー川の上流部、ニューサウスウエールズ州とクイーンズランド州の州境周辺の山間部では、冬季、水温が極端に低くなるため、釣るのが難しくなります。それに、このエリアでは、 産卵時期が9月~12月に当たるため、この時間が禁漁期に設定されていますから、このエリアでのフィッシングシーズンは1月~4月くらいまでです。ただ、この禁猟期禁は、州ごとに 設定されていますから、出かけるエリアによって、その禁漁期間を確認する必要があります。

20センチ前後のサイズのものは、速い流れの中でも生息するようですが、大きくなるにつれて、深度のある特定のプールの中で生活するようになり、雨による増水でも、そのプールを移動することは あまりありません。従って、魚にダメージを与えないようなキャッチアンドリリースを繰り返していれば、安定した釣果が得られるようです。特にマーレーコッドの寿命は50年近いと言われているため、居場所を特定し易い魚と言えます。そういった点では、現地のポイントに精通した フィッシングガイドは、安定した釣果を得るための大切なキーポイントです。それと、この辺りの河川は、殆ど、個人所有の放牧地内を流れていて、川へアクセスするためには、その土地の 所有者の許可を得なければならず、そういった点でも、現地の事情に精通したフィッシングガイドが必要になります。

川岸を歩きながら、ポイントを打っていくパターンと、カヌーを利用したカヌーフィッシングを行います。川幅は15~30メートル程度で、マーレーコッドのポイントととなるプールの前後の浅瀬は歩いて 渡れる程度の水深です。渓相は日本の渓流とよく似ていて、岩場が多く、プールからプールへ徒歩で移動しますので、荷物を厳選してバックパックに格納し、足場のしっかりした靴で歩けるように 装備を工夫してください。

マーレイコッド、各フィッシングコース

  「エマビル、マーレイコッドフィッシング」

バラマンディー用フィッシングタックル

ロッド

バスロッドがそのまま使えます。ただカヌーフィッシングの場合などは、カヌーの中に座った状態でキャスティングを行いますから、なるべく短いロッドが使い易いようです。 6フィートより短いサイズのロッドがあればベストですが、日本で市販されているバスロッドで、この長さのものは殆ど見かけません。出来るだけ短いロッドを用意してください。

硬さは、ファーストテーパーの、硬めのロッドをお薦めします。ディープダイバー系のロッドをボトムすれすれまで潜行させてリトリーブするのが基本です。ルアーがボトムに触れる感覚を敏感に 感じ取れるようにしておかないと、ルアーをボトムに引っ掛けて回収できなるケースが続出します。それに、10キロオーバーのマーレイコッドがフッキングする場合も考えて おかなければなりません。しっかりした硬さのあるロッドをお薦めします。

ライン

メインラインは、ナイロンラインなら通常16~20ポンドクラス、PEラインなら20~30ポンド程度です。ただ、ロッドのところでも説明しましたが、根掛かりを防ぐため、ルアーが ボトムに当っている感覚を常時感じ取れるようにするためには、PEラインの方がいいように思います。
リーダーラインは40~50ポンド。長さはキャスティング用にたらしを取って、リールの中にノットが入り込まない程度、約2メートル程の長さにします。手返しを多くしてなるべく回数を キャスティングできるよう、ノットがスプールの中に入って、ライントラブルの原因にならないようにします。PEラインを使用する場合は、伸縮性のあるPEライン専用のリーダーを 使ったほうがいいでしょう。そういった点では、バスフィッシングで多用される伸縮性のないフロロ製のリーダーラインは、あまりお薦めできません。

リール

リールはバスフィッシングで使用できるものであれば、そのまま使用できます。あまりピンポイントでキャスティングするケースはありません。川幅が、広い場所では30メートル程度です。 対岸のストラクチャーまでルアーをキャスティングできるよう、小さなルアーでも十分な飛距離が出せるよう、スピニングリールは必ず用意しておいた方がいいと思います。あまり飛距離を 必要とせず、手返しを多くして、キャスティングの回数を確保したい場合は、やはりベイトリールです。ベイトリールに慣れている人でも、スピニングリールを1本、必ず用意しておいてください。
リールのドラグはあまり締めこまず、急な魚の突っ込みに対して、スムーズにラインが出るくらいに調整しておいた方がいいかも知れません。マーレーコッドは、水面に浮いてからも、突然水中へ突っ込みを見せるタフなファイトをします。その点、ランディング時には注意しておいた方がいいでしょう。

ルアー

基本は、大きなリップのあるフローティングタイプのディープウォータールアーです。キャスティング後、大きくロッドを煽って、ルアーを沈ませたら、そころからノーアクション、 スローリトリーブで、ボトム付近を、一定の深度を保ちながらルアーを泳がせます。ボトムに当る感覚があったら、根掛かりを防ぐためリトリーブを止めて、浮力によりルアーを浮かせ、 またルアーを動かし始めます。
マーレイコッドは、ルアーに興味を示してから、バイトするまで、かなりの時間、ルアーの後を追ってくるようです。従って、ボトム近くを、ボトムに引っ掛けることなく、ルアーを 安定したスピードで曳いてくることが、確実なバイトに繋がります。
ルアーと同じように、スピナーベイトも使います。ルアーは、フローティングタイプですから、泳層が限られます。ある程度深度のあるポイントではスピーナーベイトを使います。
朝マズメ、夕マズメでは、活性が最も高くなり、トップウォータールアーに水中から躍りかかるようにバイトするようになりますので、トップウォータールアーも必ず用意しておいて下さい。 トップウォータールアーの場合でもノーアクションのスローリトリーブがアクションの基本ですから、ペンシルタイプのものより、波動が大きくなるウォブリングの大きいスイミング系が いいように思います。