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バラマンディフィッシングについて

バラマンディはオーストラリア北部から、パプアニューギニア、インドネシア、タイ等の東南アジアの太平洋沿岸部に棲息する魚です。オーストラリアでは、クィーンズランド州から ノーザンテリトリー、ウエスタンオーストラリア州北部の海岸に棲息します。

オーストラリアでは通年釣れますが、水温の低くなる冬場、6月から8月にかけては活性が低くなり、 釣果、サイズ共に、夏場に較べて落ちるのが普通です。ケアンズでは、雨季の直前から雨季の始まり、10月~1月頃が最も釣れやすくなります。 雨季の始まりには河川の河口域、上流域、あるいは海岸部に広く分布していた大型のバラマンディが、 産卵の為、河口に集まってくるからです。
ダーウィン近郊、からカーペンタリア湾、ヨーク半島などの大型河川が流れ込むエリアでは、雨季開け直後を 「RUN OFF」 シーズンといって、大型のバラマンディが最も釣れやすくなる時期です。3月中旬~5月初旬くらいまでです。雨季が開けて、 湿地帯に広がっていた魚が、水位の低下とともに本流に戻されてきます。このベイトフィッシュを狙って、大型のバラマンディが河川の中に入り込んできます。ケアンズ近郊では、 雨期の後半から気温、水温ともに下がってきますし、河川の規模があまり大きくありませんから、この時期、大型のバラマンディが釣れる事はあまりありません。

ケアンズ近郊では、11月1日から2月1日までが禁漁期となり、必ずリリースしなければならなくなりません。この禁漁期は場所によって異なり、ウエイパ、ダーウィンなど 雨期がケアンズよりも早く訪れるエリアは、禁漁期のスタートも早くなりますから、ケアンズ以外の場所にいらっしゃる場合は事前に確認ください。

58センチ以下、あるいは120センチ以上は通年を通してリリースサイズとなります。120センチ以上の場合でもリリースしなければならない最大の理由は、バラマンディーが性転換する魚で、 このクラスになると100パーセントがメスだからです。禁猟期、あるいはサイズ制限に関する規則に違反した場合は、高額の罰金が科せられますので、必ず守るようにして下さい。

河川でのバラマンディフィッシング以外に、最近はレクリエーション用に放流したバラマンディがダムで釣れるようになりました。ダムでのフィッシングに関しては、禁猟期はありません。 ケアンズ近郊では、ティナルーダムで、淡水バラマンディー釣りが楽しめます。淡水で育ったバラマンディは、汽水域で育ったバラマンディーより成長速度が速く、 大型化する傾向にあり、20キロを越えるサイズのバラマンディも珍しくありません。ティナルーダムではワールドレコードに認定された38キロのバラマンディも釣れています。
淡水バラマンディフィッシングは、その他、クイーンズランド州の東海岸中央部のいくつかのダムでも盛んに放流を行っていて、アウォンガダム、モンデュランダムなどが、淡水バラマンディの メッカになっています。モンヂュランダムでは40キロオーバーのバラマンディーが2010年にランディングされ、現在、世界記録として申請中です。

ケアンズ近郊でバラマンディ釣りを楽しむ場合、それに適したポイントが、上記のようなダムも含めて、たくさんあります。ポイントまでは、トレーラーでボートを運び、 それぞれの河川、ダムでフィッシングを楽しむことになります。車での移動時間は、通常、ケアンズ市内から1時間~1時間半程度です。ボート定員は最大2~3名までです(ボートにより異なります)。4名以上のグループに関しては分乗して頂くことになります

バラマンディ釣り、各コース

ケアンズ近郊

「ケアンズ湾内、餌釣り(半日、1日)」
「バラマンディファーム(バラマンディの管理釣り場)」
「ルアーフィッシング、フライフィッシング(半日、1日)」
「ティナルーダム、バラマンディフィッシング(ルアー、フライ)」

オーストラリア、ヒンチンブルック島

「ヒンチンブルック島、フィッシングトリップ」

オーストラリア、ヨーク半島、ウエイパ

「ウエイパ、フィッシングロッジ泊、日帰りトリップ」
「ウエイパ、マザーボート利用船中泊トリップ」
「アラクン、マザーボート利用船中泊トリップ」

オーストラリア、ノーザンテリトリー、ダーウィン周辺

「ダーウィン、バラマンディフィッシング」
「アーネムランド、バラマンディフィッシングロッジ」
「ティーウィー島、バラマンディフィッシング」

オーストラリア、アウォンガダム

「アウォンガダム、モンスターバラマンディ」

パプアニューギニア

「ポートモレスビー、ギャリーリーチ(バラマンディとパプアンバス)」
「ポートモレスビー、ガルフ(バラマンディとパプアンバス)」

ケアンズ近郊、バラマンディフィッシングマップ


より大きな地図で ケアンズ近郊、フィッシングマップ を表示
 

表示されているフィッシングポイントは北から順に、次の5箇所です。
 ● デイントゥリーリバー
 ● マリーバ、ウエットランド(サラトガのフィッシングポイント)
 ● ケアンズインレット(ケアンズ湾)
 ● ティナルーダム
 ● マルグレーブリバー
 ● ジョンストンリバー
 ● ヒンチンブルック島

ケアンズでは、各フィッシングガイドはガイドするエリアの営業許可証を取得する必要がありますから、ガイドできるエリアはフィッシングガイドにより異なります。ご希望のエリア、 日本人ガイド、ローカルガイド、ルアー、フライ、餌さ釣りなど、ご希望があれば、ご予約の際にお知らせ下さい。

バラマンディ用フィッシングタックル

ロッド

ボートからキャスティングする場合は6フィート未満のショートロッドを用意してください。バスフィッシングやシーバス用のショートロッドなどが使えるはずです。 通常、マングローブの岸沿いをエレキモーターでゆっくりと移動しながら、岸のストラクチャーに向かってキャスティングしてゆきます。キャスティングの距離は4~6メート。 遠投は必要ありません。ただしキャスティングの精度がかなり要求される釣りです。張り出したマングローブの下、繁茂した枝の向こう側にある太い幹、そういったポイントに ピンポイントでキャスティングしていきます。取り回しのしやすい5フィート6インチから6フィートまでのショートロッドが一番です。
日本からロッドを持参される方で7フィート以上のオカッパリのシーバス用ロッドを持参される方を多く見受けます。ケアンズのハーバー近くでおかっぱりでトライしてみたいという方は これでも十分です。でもボートフィッシングには7フィート以上のロッドは向きません。
基本的には、硬いロッドの方が、フッキング後の突っ込みに絶えられると思います。ストラクチャーのすぐ脇でバイトしたバラマンディは、バイト後、ストラクチャーに潜り込もうとする場合が あります。このとき、柔らかいロッドだと、ロッドを引きあげても、ロッドのしなりが大きすぎて、魚に主導権を取られてしまいます。60センチ程度までのサイズなら、あまりロッドの硬さを 考える必要もないかと思いますが、それ以上のサイズになると、最初のストラクチャーへの突込みを防ぐ為には、硬めのロッドを使った方がいいでしょう。
ルアーアクションはトゥイッチングを多用しますから、ファーストテーパーのロッドの方がアクションさせやすいと思います。バット部も丈夫な物を選んでください。それなりの強度のあるロッドを 用意しておかないと、メータークラスがかかったときには泣きを見ます。

ライン

メインラインは、ナイロンラインなら通常16~20ポンドクラス、PEラインなら20~30ポンド程度です。PEラインの利点は、根掛りしたときに少々手荒なやり方でも ラインブレイクを気にしないでルアーが回収できるという点です。壊れるのはルアーかストラクチャーです。こうしておけば、ルアーをひっかけた際にポイントを荒らさなくても ルアーが回収できるというメリットはあります。トゥイッチングを多用するロッドアクションの点から考えても、PEラインの方に分があります。但し、ジャンプやトリッキーな 泳ぎでファイトするバラマンディを確実にランディングするためには、ラインに伸縮性のあるナイロンラインの方に分があります。
バイトさせることを優先するか、バラシの少ないファイトを優先させるか、それはアングラーの判断次第です。ちなみに、私は普段、ケアンズ近郊で、釣りをする場合は、30ポンドの PEラインを使用しています。根掛りでもボートをポイントに寄せることなくルアーを回収できる利点と、80センチ以上の大物にターゲットを絞っている為です。冬場、小型のバラマンディー をメインターゲットにする場合は、16ポンドのナイロンラインを使っています。
リーダーラインは40~50ポンド。長さはキャスティング用にたらしを取って、リールの中にノットが入り込まない程度、約2メートル程の長さに取っています。手返しを多くしてなるべく 回数をキャスティングしたいので、ノットがスプールの中に入って、ライントラブルの原因にならないようにしています。特にPEラインを使用する場合は、伸縮性のあるPEライン専用の リーダーを使ったほうがいいでしょう。かなりの確立でメーターオーバーのバラマンディが釣れるアウォンガダム、パプアニューギニアなどでは、80ポンドのリーダーラインを お薦めします。過去に、ジャンプの際のエラ荒いや、ヤスリのような歯による磨耗で、80ポンドリーダーでも、簡単に切れてしまったこともあります。

リール

リールはバスフィッシングで使用できるものであれば、そのままバラマンディ用として使用できます。ラインは、最低16ポンドクラスです。リールはベイトリールがベストです。 バラマンディーフィッシングの場合、遠投が必要ありませんし、最大の利点は手返しが早く、数多くキャスティングできることです。バラマンディーの場合、同じ場所に最低10回は キャストしろとよく言われます。物陰に潜んで、自分の射程距離に入ってこない限りバラマンディは動きません。そういった意味でも数多くキャストできるベイトリールの方が良いでしょう。 ただ慣れない方は、マングローブを釣ったり、バックラッシュに悩まされたりで、結局数多くキャストできない結果になりますから、ベイトリールに慣れない方はスピニングでもかまいません。

ルアー

これは本人の思い入れですから、一概に決めかねます。ある程度の釣果が期待できて、使って面白いのはポッパーでしょう。濁った水の中から突然水面のポッパーめがけてバラマンディが 躍り上がってくる時の興奮はたとえようがありません。ただし、これは干潮時のかなり活性の高いときに限られます。
通常はフローティングミノーを使うケースが最も多いように思います。ダイバー系のミノーやシャッドも多用します。そのポイントの深度にあわせてルアーを選んでください。最も ポピュラーなのは12センチクラスのボマーで、ロングA、色はゴールドです。オーストラリアではゴールドボマーと呼ばれ、だれでもタックルボックスに一つは入れてます。正直なところ、私は、 浮力が大きすぎてあまり好きではありません。
アクションはスローが基本です。トゥイッチングを多用して、ラインを巻き取るのは、ラインのたるみを取る程度にして下さい。「瀕死のベイトフィッシュ」が演出できれば最高です。あと、 合わせを入れてはいけません。バスフィッシングの場合は、必ず合わせを入れるようですが、バラマンディの場合、口の外側にかかるケースが6割くらいで、口の中にルアーが入って フッキングするケースは稀です。それに、バラマンディは口を大きく開けて餌を水と一緒に吸い込みますから、他の魚よりも、口を閉じるのがワンテンポ遅れるように思います。そのため、 完全にロッドに重さが乗るまで、合わせないで、今までと全く同じようにアクションを続けます。

バラマンディ、フィッシングタックル図解